ダイエットのために菌活で腸内環境を整えよう!

 

たくさん食べていても太りにくい人もいれば、少ししか食べていないのに太りやすい人もいます。

運動量や年齢の違いもあるかもしれませんが、実は腸内環境が太りやすさ痩せやすさに関わっていることがあります。

最近では「腸内環境を整えよう」という菌活がブームになっています。腸の中にはたくさんの種類の菌が住んでいて、健康や美容に関与しています。

菌活でダイエット効果が期待できると言われている理由は、便秘解消が期待できるからです。

腸内環境が乱れているとお通じの悩みが起こりやすいですが、善玉菌が増えてしっかり働いてくれるようになれば、便秘が解消する可能性があります。

特に便秘になりやすいのは女性です。男性に比べて筋肉が少なく、食べる量が少ないので出す力が弱くなります。

食べないダイエットなど無理な方法で痩せようとしている人だと、さらにお通じがこなくなります。

日本人女性の48%は便秘と言われるほど身近なものですが、放っておくと太りやすく痩せにくい体質になってしまうことがあります。

便秘の原因は食生活、運動不足、ストレスなど色々ありますが、まず改善したいのが腸内環境です。

善玉菌の働きが鈍くなって悪玉菌の働きが活発になってしまうと、有害物質がどんどん増えてしまいます。

その有害物質は大腸から毛細血管を通じて吸収されて、全身に蔓延してしまいます。腸が詰まって本来出てくるべきだった代謝エネルギーが減ってしまうので、太りやすくなります。

便秘の解消のために下剤を使っているという人もいるかもしれませんが、下剤は一時しのぎであって、腸内環境のバランスを整えてはくれません。

しかも、何度も使っていると効果が薄れていって、大量に使わないといけなくなる依存状態になってしまうこともあります。

菌活は、下剤に頼らずに腸内環境を整えることを重視します。

そのためには、腸を刺激して溜まっていることをまず出します。東洋医学では出してから入れるが基本で、まず出してしまえば新しい栄養素も吸収されやすくなると考えます。

菌活で積極的に食べたいものは、和食です。

ヨーグルトも手軽でいいですが、味噌や醤油などの発酵食品が含まれている和食は、毎日食事をするだけで菌活ができます。

ヨーグルトだけだと飽きてしまいますし、乳糖不耐症の人だとお腹を壊してしまって腸内の細菌のバランスがなかなか改善しません。

和食の場合は乳糖不耐症の人でも大丈夫ですし、数多くの食品に乳酸菌が含まれているので整腸作用が期待できます。

菌活を行うことで腸内細菌のバランスが整うと便が溜まりにくくなり、腸内で腐敗が起こりにくくなるので、結果的に細胞の新陳代謝の低下を防ぐことができるため、ダイエットにつながります。

また、腸内環境が整うことで心にもメリットがあります。幸せホルモンと呼ばれているセロトニンは、気持ちを穏やかにしてくれる作用があります。

セロトニンは脳で作られているイメージがありますが、実は腸で90%が作られています。

腸で作られたセロトニンは腸全体の蠕動運動を促す働きがあり、腸の中の食べ物を大腸に押し出して排便させます。セロトニンは腸の周りの筋肉を刺激して、腸内では出す働きを担っています。

さらに、腸内で作られたセロトニンは脳にも作用して心を落ち着けてくれます。

イライラしているとどか食いしてしまったりとダイエットを妨げる原因になりますが、セロトニンはそのイライラにブレーキをかけてくれます。

菌活で和食を食べるようにすると、欧米食に比べて摂取カロリーも減らせますし、乳酸菌も摂取できるので痩せる食事として適しています。

ヨーグルトもいいですが、ヨーグルトは動物性乳酸菌なので生きて腸まで届かない可能性があります。

動物性乳酸菌はチーズなどに含まれていますが、植物性乳酸菌に比べて胃酸や胆汁などにやられて死滅してしまい、腸にたどり着くのはごくわずかです。

一方、漬物や味噌、醤油などの発酵食品に含まれている植物性乳酸菌は胃酸や胆汁の影響をくぐり抜けてたくましく腸まで届くほど強いので、生きたまま善玉菌を届けることができる確率が高いです。

ヨーグルトでもプロバイオティクスと表示があるものは生きたまま腸に届く乳酸菌が含まれている商品もあるので、ヨーグルトで乳酸菌を補いたい人はプロバイオティクスの表示があるヨーグルトを選ぶようにしましょう。

どんなに腸に良いと言われているものでも、継続して摂取しないと意味がありません。

一日だけ腸に良いヨーグルトや和食を食べたからといって、すぐに善玉菌が活発になって悪玉菌の勢力が抑えられて腸内細菌のバランスが整うわけではないので注意しましょう。

ヨーグルトであれば、1ヶ月くらいは同じ種類を食べてみて自分の腸にあっているかどうかを確かめたほうがいいです。

何か一つだけから菌をとるよりも、色々なものからバランスよくとったほうが、偏りのない腸内細菌バランスになるので、色々な種類を食べるように心がけましょう。